APRESIA Technical Blog

Apresia12000シリーズの製品性能情報~レイテンシ実測値~

はじめに

Apresia12000-48GXはアップリンク 10GbE/1GbE×2ポート、アクセス 1GbE×48ポートを実装した
サービスプロバイダ向けスイッチです。
Apresia12000シリーズの製品詳細については、弊社製品紹介ページをご参照ください。

測定方法

Apresia12000-48GXをEoE (Ethernet over Ethernet)エッジ装置とした場合を想定した、
アクセスポート-アップリンクポート間のレイテンシの測定方法を図1に示します。

図1 レイテンシ測定方法

※通信負荷は1Gbpsの90%(1,000,000,000÷((フレーム長+20)×8bit))×0.9packets/sec)、120秒間
※RFC2544(Firsts Bit to First Bits)準拠

測定結果①

アクセスポート(1G,S-TAG)からアップリンクポート(10G,EoE)へ通信した実測値を下記、表1に示します。

表1 測定結果(アクセスポートからアップリンクポート)
フレーム長 68byte 132byte 260byte 516byte 1028byte 1522byte 9032byte
Min(usec) 5.8 6.9 8.0 10.3 14.9 18.8 86.6
Max(usec) 6.5 7.6 8.8 11.1 15.6 19.5 87.3
Avg(usec) 6.1 7.2 8.4 10.7 15.3 19.2 86.9
※フレーム長にはS-TAGの4Byteを含む

測定結果②

アップリンクポート(10G,EoE)からアクセスポート(1G,S-TAG) へ通信した実測値を下記、表2に示します。

表2 測定結果(アップリンクポートからアクセスポート)
フレーム長 84byte 148byte 276byte 532byte 1044byte 1538byte 9048byte
Min(usec) 5.1 5.1 5.2 5.6 6.6 7.5 21.0
Max(usec) 5.6 5.7 5.9 6.4 7.3 8.2 21.7
Avg(usec) 5.3 5.4 5.5 6.0 6.9 7.8 21.3
※フレーム長にはEoEヘッダーの20Byteを含む