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株式会社コンテック様 産業用SW 「SH-9210AT-POE」AN-ManagerStation 接続検証

はじめに

今回は株式会社コンテック様より、産業用マネージドスイッチ 「SH-9210AT-POE」をお借りし、AN-ManagerStationとの連携検証を実施いたしました!
製品紹介Webページ:https://www.contec.com/jp/products-services/daq-control/flexlan-iot/wlan-others/sh-9210at-poe/
AN-ManagerStationは、マルチベンダー対応のネットワーク管理ツールとなっておりますので、こういった他社製装置の監視も容易に行うことができます。設定や検証作業の参考情報としてご活用ください!

検証概要

◆ 検証の目的
株式会社コンテック様の産業用マネージドスイッチ 「SH-9210AT-POE」とAN-ManagerStationの相互接続性を確認する。また、相互接続において必要になる設定内容、課題についても洗い出しを行う。

◆ 検証構成

 

検証内容及び結果

 

◆ 検証結果まとめ
AN-ManagerStation Ver.1.22.01 が提供する各種基本機能を活用できることが確認できました。
検証にあたっては特殊な設定等は必要なかったため、複雑な操作を必要とせず監視することができます!

インベントリ – 機種情報の管理 (1/3)

◆ インベントリ – 機種情報の管理
(1)機種情報の登録

 

◆ 補足 コンテック社のマネージドスイッチは 3 機種あり、以下の sysObjectID となっております。
◆ [SH-9210F][SH-9210AT-POE]  :1.3.6.1.4.1.5833.400
◆ [SH-9210TSN]                :1.3.6.1.4.1.5833.2025.500

インベントリ – 機種情報の管理 (2/3)

◆ 補足:コンテック社のマネージドスイッチは3機種あり、以下のsysObjectIDとなっております。
よって AN-ManagerStation で管理する場合は、機種名を「 SH-9210 Series 」として登録し、型式の区別は、sysDescr (1.3.6.1.2.1.1.1) 値で判別するという形で管理が適していると考えられます。

インベントリ – 機種情報の管理 (3/3)

(2)インベントリ管理画面

障害管理 – 死活監視

◆ 障害管理 - 死活監視

障害管理 – ポート監視

◆ 障害管理 - ポート監視

障害管理 – SYSLOG受信

◆ 障害管理 - SYSLOG受信

障害管理 – SNMP TRAP受信

◆ 障害管理 - SNMP TRAP受信

障害管理 – 追加MIB定義ファイル

AN-MSにインポートしたMIB定義ファイル一覧

障害管理 – 追加TRAP

インポートしたMIB定義ファイルから生成されたTRAP設定一覧

プロビジョニング – コマンドの実行

◆ プロビジョニング

プロビジョニング – コンフィグ履歴、差分

◆ コンフィグ履歴、差分の管理

マップ – マップの表示

◆ マップ

性能管理 – グラフ/閾値

◆ 性能管理 - グラフ/閾値(トラフィック)

性能管理 – グラフ(CPU負荷)

◆性能管理 – グラフ (CPU負荷)
◇水色 → 100ミリ秒平均
◇黄色 → 10秒平均
◇青色 → 1秒平均

ツール – Web/Telnetクライアント起動

◆ツール – Web/Telnetクライアント起動

ツール – デバイスビューア起動

◆ツール – デバイスビューア起動

さいごに

今回は株式会社コンテック様の産業用マネージドスイッチ 「 SH-9210AT-POE 」との連携検証結果を紹介しました。
今後も様々なベンダーの機器、システムとの連携検証を行っていきたいと思っています。
もし、こんな製品、システムとの連携希望!!等のご要望がありましたらぜひお聞かせください。