APRESIA Technical Blog

ローカル5G EDIX東京出展レポート

2020年9月16日~18日、APRESIA Systemsは幕張メッセ開催の『第11回 教育 総合展』エイチ・シー・ネットワークス社様ブースにて、来年度製品化を予定しているローカル5Gを事前に検証出来るPoC製品展示を行いました。ご来場いただきました皆様ありがとうございました!

当日のブースの様子

当日は下記構成からなるPoC製品の静態展示とさせていただきました。

UE:User Equipment 端末

ローカル5Gで利用する周波数帯のうち、SUB6帯となる4.6~4.9Ghzを受信可能な端末となります。

この端末からLANケーブル接続して検証を行います。一般的な利用の場合はSIMカード搭載型端末が必要となります。

RU:Remote Unit/Radio Unit 無線基地局

ローカル5Gで利用する周波数帯を発信可能な無線基地局となります。

PoC製品としては免許取得の関係上、飛距離を短く設定して納品となりますが、2020年度12月施行の制度方針により4.8~4.9Ghzが利用できる波長帯を利用することで1台辺り半径~100mの範囲を網羅することが可能となります。(遮蔽物、反射などは別途考慮が必要です。)

DU:Distributed Unit 分散ノード、CU:Central Unit 集約ノード

O-RAN(オープンに利用可能なRadio Access Network:無線アクセスネットワーク)を組み込み、5Gコアから無線端末へのデータ形式を変換する装置となります。

従来ブラックボックス化されていたRAN技術がオープンになったことにより、だれでも構築することが出来るものの、深い専門知識が必要な部分となります。

5Gコア:第5世代(5G)のモバイル通信を収容するコアネットワーク機能

ベースソフトウェアはFree5GC
https://github.com/free5gc/free5gc
を利用します。

オープンソースソフトウェア(OSS)をベースに開発することで低コストによる製品提供を目指します。

掲載写真:Edgecore Networks社製ネットワークアプライアンス

※当日来客の様子 説明員はフェイスガード、マスク着用で対応しました。

PoC製品は9月リリース済となります!事前検証にご興味ございましたら是非お問い合わせください!

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ローカル5G特設ページは下記
https://www.apresia.jp/solution/local-5g.html