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明京電機株式会社様 接点制御装置(POSE SE10-8A7B1) AN-ManagerStation相互接続検証

明京電機株式会社様( https://www.meikyo.co.jp/ )のネットワーク対応接点制御装置とAN-ManagerStationの連携検証を行いましたので、その結果をご紹介したいと思います。

検証結果

■検証の目的
ネットワークを通じた接点制御方法として、AN-ManagerStationから明京電機株式会社様の接点装置(POSE SE10-8A7B1)を操作することを想定した相互接続検証を行う。
また、接点装置で検出した接点出力の変化をAN-ManagerStationにネットワークを通じて通知することを想定した相互接続検証を行う。
相互接続において必要になる設定内容、課題についても洗い出しを行う。

■連携による効果
スイッチングハブ等のIPネットワーク機器の監視を行い、監視結果を接点出力によって表示灯等に連携することができる。

また、接点を用いて監視する機器とIPネットワーク機器を同一ツールにて監視および制御を行うことができる。

■検証構成

検証内容及び結果

検証結果まとめ

AN-ManagerStationから手動およびアラームのトリガーとして、ネットワーク上にあるSE10-8A7B1の接点制御ができることを確認しました。また、 SE10-8A7B1で検出した接点入力状態の変化をSNMP TrapとしてAN-ManagerStationへ通知できることを確認しました。

今後の課題

現状の機能では監視結果に応じて接点制御を行う場合に、複数機器で同時に障害が発生した際の復旧時の動作に課題があります。
複数機器の状態管理を1つの接点で行う場合、2台以上が同時に異常状態となった際にそのうち1台が復旧した時点で復旧動作を行ってしまい、全復旧するまで異常状態を継続することができません。
復旧時の動作を最適に行うためには以下何れかの運用が考えられます。
・機器1台に対して接点を1つ用意する
・AN-ManagerStationの制御は異常時の動作のみとし、復旧時は手動による操作とする

①AN-ManagerStationでの接点装置管理

■SE10-8A7B1用CLIプロファイルの作成
基本プロンプト:>
Telnetのログインプロンプト: server ready.
Telnetのパスワードプロンプト: Incorrect password
ログアウト送信コマンド:EXIT (改行コード送信あり)
エラー判定ルール文字列一致判定:
Unrecognized command
Last command is pending. Command failed.
※仕様上、Telnet接続時に一度パスワードエラーが発生します。
ログインプロンプトおよびパスワードプロンプトはエラーが発生することを前提とした設定としています。

■SE10-8A7B1の機種登録
sysObjectID:1.3.6.1.4.1.15975
CLIプロファイル:前項で作成したプロファイル

■管理対象としての登録
死活監視
死活監視方法:SNMP
SNMP
SNMP GET用コミュニティ名:public(デフォルトの場合)
SNMP Ver.:v1
CLI(Telnet/SSH2)
CLIログイン名:admin(デフォルトの場合)
CLIログインパスワード:magic(デフォルトの場合)
CLIプロトコル:Telnet

②AN-ManagerStationを用いた接点制御

■接点制御用シナリオの作成
接点ON
機種:作成したSE10-8A7B1の機種設定を指定
コマンド:SON<port>
接点OFF
機種:作成したSE10-8A7B1の機種設定を指定※<port>と指定することで、実行時に任意のポート番号を入力することができます。
※アクションとして使用する場合は<port>をポート番号に置き換えてください。

■シナリオアクションの作成
シナリオアクション登録
実行シナリオ:作成した接点制御用シナリオ
実行対象機器:制御したいSE10-8A7B1を指定

■各種アラームとアクションの紐づけ
例:機器死活監視Down時に接点ON、復旧時に接点OFFを行うアクション設定
死活監視テンプレート設定
Up → Down
アクション:作成した接点ONのシナリオアクション
Down → Up
アクション:作成した接点OFFのシナリオアクション

③接点入力変化のTrap通知

■接点入力変化のTrap受信設定
接点入力状態の変化時に以下トラップが発報されます。
短絡
Trap名:se10-8A7B1-NvInOn
OID:1.3.6.1.4.1.15975.1.2.4.1.1.0.18
メッセージ:接点入力短絡が実行された
開放
Trap名:se10-8A7B1-NvInOff
OID:1.3.6.1.4.1.15975.1.2.4.1.1.0.17
メッセージ:接点入力開放が実行された例:接点入力開放および短絡のTrap通知

■Variable条件によるポート番号の判別
Trap受信時にポート番号を判別し、メッセージ上で通知を行いたい場合は、Variable条件を追加します。
例:1番ポートの判別条件
※他ポートの場合は以下の条件値およびメッセージ内容を変更してください。
Variable
Variable番号:3
条件タイプ:文字列
条件値:.*1
メッセージ:接点入力1番で短絡が実行された

次回予告

今回は明京電機株式会社様の接点装置との連携検証結果を紹介しました。
今後も様々なベンダの機器、システムとの連携検証を行っていきたいと思っています。
もし、こんな製品、システムとの連携希望!!等のご要望がありましたらぜひお聞かせください。